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悪化する中国との関係を聞くにつけ思う事(1)
1840年に起こったアヘン戦争以後、近代化に失敗した清国の領土を狙い、列強(イギリス、ロシア、フランス、ドイツ)が先を競って大陸へと進出しました。アヘン戦争での清国の敗戦は、当時の日本、江戸幕府にとっても大きな衝撃となり、明治維新への流れはここから始まりました。明治維新後、急速に西洋化を推し進めた明治政府は、朝鮮半島での清国との反目が先鋭化、急速に日中開戦へと傾斜していきます。そして、日清戦争に日本が勝利して以降は、列強と日本による中国大陸の分割に拍車がかかっていきまし た・・・。

私はこの時代の歴史をまだ十分に勉強できていません。また、日本、中国、列強それぞれに、様々な思惑や事情があったはず。だからどの国が悪かったという事を、単純に言いたい訳ではありません。ただ、子供の頃に「なぜ中国を攻めたの?」と疑問を感じたのは憶えています。古代日本の様子は、中国の歴史書でしか知ることが出来ません。漢字をはじめ様々な文明や文化は大陸からやって来ました。そんな事は小学生でも知っています。日本と中国は仲良し国だと思っていたので、なぜ急に戦争になったのか違和感があったのだと思います。

日本にとって歴代の中国王朝は、最も身近な外国であり、師であり、恐るべき大国でもありました。日本は長く「畏敬」と「畏怖」の両方を中国に感じていたはずです。日本から朝貢していた時期、していない時期はありますが、元寇の頃を除き、歴代王朝はさほどの対価を求める事もなく(倭寇の取り締まりを命じられたり・・・くらいかな?)、日本にずっと文化や文明を伝え続けてくれました。例えば身近なものでは「うどん」の製法だって、製粉技術とともに鎌倉時代に日本へと伝わり ました。

また、余り知られていませんが、遣唐使などの留学生の滞在費などは、全て歴代の中国王朝側が負担します。そして、日本からの貢物に関しても、倍以上のお土産を持たされての帰国が通例でした。こうした中華王朝と周辺の朝貢国の関係を冊封といいます。漢書によれば、周(紀元前1046年頃〜紀元前256年)の時代から倭と呼ばれる土地や族は認識されていたようです。1000年以上にも亘って、日本に文明や文化を伝えてくれた中国に戦争を仕掛けた・・・。その行為に対し、私は負い目というか、忸怩たる思いを感じて しまいます。

勿論、「当時のアジアの情勢は、そんな甘っちょろいことを言っている場合じゃなかった!」という意見も分かります。「次に列強にやられるのは日本だ!」という危機感も切実だったでしょう。また、「もともと日本は形式的、便宜的に朝貢していた節があり、冊封体制にがっちりと組みこまれていた訳ではない。」という事も承知しています。確かに日本は古来より大国の支配下に付くという事を非常に嫌いました。それは武家政権だけで なく、聖徳太子以来の方針(?)だったのかもしれません。

そうした事も承知の上で、何と言いますか、心情として忍びないという思いは拭いきれません。何故なら、理由はどうあれ「仁」や「義」ではなかったと思うからです。明治政府はせめて数度だけでも清国を助ける助言・助力を、真摯に表裏なく試みるべきではなかったか・・・と思ってしまうのです。

まあ、そんな私のセンチメンタルなお話とは別に、福沢諭吉、森鴎外、内村鑑三といった当時の文化人たちがこぞって日清戦争を支持する中、ひとり中国と戦ってはいけない、東洋のことは東洋でやるに限ると言った人物がいます。勝海舟という人です。そんなお話はいずれまた。




| koyahi | 16:02 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
『漢字』を英語で言うとkanjiでも最近は通じますが Chinese charactersっていいますよねー。
瀬戸物の器をお土産にしようとしたらchinawareって説明になっちゃって
違和感を覚えたときも。
(ま、ディズニーランドでお土産のぬいぐるみ買っても
『china』ってタグが付いてますが・・・。)
それらを生み出した文化と歴史は確かに凄いと思います。

日本に来てくれてる(住んでる)中国人の方々は
日本のコトが好きだから、日本に居る訳だからそんなにでもないのですが
海外で会う中国人はその『中華思想』にビックリさせられることが多かったです。
さすが『文化の中心』で、それ以外は『蛮族』の風習、的な・・・。
自分の行いがすべて正当性のあるものだと。

でも去年の、日系のデパートが破壊・略奪されていた店内の映像に
まるでピクニックにでも出掛けるように子供を連れて
デモに参加してた親の映像を忘れることは出来ません・・・。
Posted by: かえるのりんりん |at: 2013/09/16 12:03 PM
親戚が日本で中華料理のお店と、台湾と香港で日本料理屋を経営していたので、小さな頃から中国人、正確には台湾の人たちが身近におりました。
台湾と大陸の人がどのくらい違うのかは分かりませんが、ああ、やっぱ日本人とは違うんだなっていう部分はけっこうありました。

例えば、怒ったときや、意地悪をする時の反応は、日本人からするとやっぱかなりキツイです。
いや、キツいというより芝居がかっているという感じがありました。怒ったあとはケロッとしているので余計にそう感じたのかもしれません。
多分ですが、「俺は怒っているんだよ!」っていうのをはっきり伝えようとしているという感じがありました。
大規模反日デモにも、そういう意味合いが含まれていたのかもしれませんが、あまりの抑制のなさは日本人には理解しがたい行動ですね。

中華自慢ということに関して言えば、昔の農協みたいに「お国自慢の偉大なお大尽、田舎者」というしかないのではないでしょうか。
基本的なマナーやプロトコール、異文化の尊重、グローバリゼーションの浸透には、もう少し時間がかかるかもしれません。

Posted by: koyahi |at: 2013/09/16 3:43 PM








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