もちろん、この甑をセットする人、釜屋といいますが、釜屋さんは朝4時から作業となります。
磯自慢さんの甑は昔ながらの木の桶です。これだけの大きさの桶を作れる職人さんが少ないため、すごく大切に使っているそうです。
右は蒸しあがったお米を敷物の上に広げて熱を冷ます、「放冷」という作業風景。
左に写っている方が、磯自慢さんの杜氏、多田杜氏。米の蒸し上がりの状態をチェックしているところです。
このお米が「麹米」となります。ある程度の熱がとれた所で、麹室に運ばれます。ちなみに、酒米は特Aランクの山田錦35%精米です。
こちらは「放冷機」というお米を冷ます機械に蒸しあがったお米を投入する風景です。
このお米が「掛け米」となり、醪のタンクに投入されます。お米は山田錦の40%精米。今日は大吟醸酒の仕込みですので、最高級のお米が使われています。産地は兵庫県の特A地区で、さらに田んぼ指定ですので、ワインでいえば“グランクリュ”ということになります。
初めてご覧になる方も多いと思いますが「もやし」、つまり「もやしもん」の「もやし」です。←分かりにくい ^^;
「もやし」とは麹の古称で、醗酵関係の業界では今も「もやし」といったりします。
磯自慢さんのもやしはこの1種のみ使用。酒蔵さんによっては、2〜3種のもやしを使い分けたりしています。
左は、米を適温になるまでほぐす(切り替えし)作業です。大体、38度位まで冷ましてから、もやし(麹)をお米に振り掛けます。
振り掛けるといっても、微妙な加減が必要で、杜氏以外は動くことも禁止。人の動きによって空気が揺らぎ、麹の飛散具合が変わってしまうのを防ぐためです。この作業は、本当に息の詰まるような空気感の中で行われます。
これが磯自慢さんの麹米。お好きな方にはお分かりのように、破精込み具合(はぜこみぐあい)は、完全な突破精型(つきはぜがた)です。
破精(はぜ)とは麹菌が米に食い込むように繁殖している状態を指します。
ここまでキレイに揃った突破精の状態は、初めて見ました! 物凄い技術力!!
これも初めてご覧になる方が多いと思いますが、磯自慢さんの大吟醸用の酒母タンク内の様子です。
酒母とは文字通りお酒の母みたいなもので、これにお米や水を足して醪を造ります。
お聞きしたところでは、磯自慢さんの酒母は通常の1.5倍から2倍近い時間を掛けて、丁寧にゆっくり仕込まれています。
右は吟醸蔵の様子。オールステンレスの部屋。今作業をしているタンクが、洞爺湖サミットで乾杯酒に使われたお酒、「磯自慢 中取り純米大吟醸35」の仕込タンクです。毎年2000本限定。価格はお米の仕入れ価格によって変動しますが、14,000円前後。
作業段階としては、三段仕込の「添」(そえ)。正式には「初添」の作業風景です。
最後の写真は、洗米の風景です。お酒を仕込む原料となるお米は、徹底的に洗います。ただ、その時に米が割れたり欠けたりしない様、特殊な洗米機が使用されます。
ストップウォッチ片手の作業は、「浸漬(しんせき)」といって、秒単位で時間を計りながら米を水に漬け、「限定吸水」させます。
この浸漬作業も非常にシビアな作業なのです。
以上、駆け足で磯自慢さんの酒造りの様子をご紹介させていただきました。最上級の材料と高い技術、手を抜くことのない手間の掛け方…。こりゃ、美味いはずだよなぁ〜、と改めて感服しました。
「ドンカフェ(DON CAFE)ならこの時間でも大丈夫だよー」と会社の女子が教えてくれました。
ドンカフェ、これまで気になっていたが、一度もいっていない。
それじゃあ、行ってみるよ。ということになりました。
カフェというだけあって、丼物屋さんという雰囲気ではなく、「新鮮な海鮮丼が楽しめる喫茶店」と案内にあります。なんか可笑しい(w
一番人気は何ですか?とお聞きすると、ネギトロ丼(650円)との事。100円増しで大盛りにしてもらいました。
これがね、けっこう美味しかったですよ。わさびも本物でした。お野菜とマグロのすり身団子、トッポギが入った澄まし汁もなかなか。次回は別の丼を食べてみよう。
基本のメニュー15種は、650円から1,000円。日替わりで500円の丼もあるらしい。安いなぁ。この味、この量、この値段。お得感がありますね。
上の写真は2階の様子。なぜか鏡張り。この部屋は四人掛けのテーブルが三つ。ゆったりめです。あと、個室の和室もあって、そこは四人掛けの卓が二つ。貸しスペースとしての利用もできるみたいです。
ドンカフェ
住所:静岡市葵区鷹匠3-18-22
電話:054-247-1663
営業:平日11:00〜21:00 祝・月11:00〜18:00
定休:日曜日
新たにVENTI DUEさんがオープンしましたが、今のところランチタイム営業はアンアンさんのみ。
実は私、アンアンさんに入るのは20年ぶりくらい。確か、その間に改装というか手を入れたと聞いたような…
アンティークな雰囲気が素敵ですね。そして、相変わらず狭いです(w
上の写真が入口を入った店内のスペース。テーブル席が4つ。狭いですけど、意外と落ち着けます。
下の写真は奥の小部屋。アンティークに囲まれたテーブル席が1つ。暖炉に小さく火が入っています。
私が注文したピザ、「アンチョビ・オニオン・ピーマン(9インチ、1,100円)」。サクサクのピザ生地が印象的。アンチョビ系、ビールなしではツライなあ ^^;
ちなみに6インチは750円、12インチは1,800円。価格は基本的にこの3種。ミックスピザの場合は、6インチ850円、9インチ1,300円、12インチ2,300円です。
9インチ、一切れ食べ切れませんでした・・・。
オールドピザハウス
アンアン
住所:静岡市葵区鷹匠2-6-21
電話:054-253-1233
時間:11:00〜21:00
(LOは20:00)
定休:不定休
すっごく安いのに、ボリューム抜群の台湾料理のお店。浜松方面には以前からありましたよね。
最近、静岡中部域でもそうしたお店が増えてきました。沓谷の「万客来」さん、丸子の「しん源」さんとか。
焼津の龍ちゃん食堂も、そうしたお店。中部域では、こちらのお店が一番早かったんじゃないかな。
藤枝市のお客さんからの帰りに営業マンと一緒に入ったのですが、まあ量の多いことったらありません!
写真上は、「豚骨台湾ラーメン+青椒肉絲飯(680円)」。写真下は、「坦々麺セット(880円)」。
二人とも食べきれずに、かなり残してしまいました。もったいなかった…。スミマセン。。
「日替わりランチ」「ラーメンセット」は680円!これは量的に考えるとかなりお得です。間違いなく大食漢の強い味方です!
場所は焼津のインター通り、「カレーハウスCoCo壱番屋焼津インター店」さんと、「ワークマン焼津インター店」さんの間ですから、分かりやすいですよ。
今日は掛川市で昼過ぎまでお仕事。ランチをと思ったのですが、掛川は全くの不案内。さて、どうしようか・・・と話し合った結果、金谷のルイジアナママに行こう!ということになりました。
掛川ICから牧之原IC。そこから静岡空港関係で新しくできた道を島田方面へ。牧之原ICから10分ほどでルイジアナママに到着。
時刻は1時半くらいだったのですが、ほぼ満席に近い状態。折りよく1テーブル空いていて、待つこともなく案内される。こちらは以前、お茶とケーキだけで利用したことがあるのですが、ランチでの利用は初めて。一度来てみたかったのです。
明るい雰囲気の店内。ファミリー、カップル、友人同士と幅広い客層。カジュアルなイタリアンレストランとして人気の高さがうかがえる。
お昼のメニューからパスタランチ(1291円〜1344円)を選択。パスタのメニューから1品選べて、フリードリンク、サラダバー付き。お得感がありますね。
サラダバーには、茹でたオクラや、レタス、キュウリとトマトの和え物、ブロッコリのゴマ和え、インゲンの和え物など。和え物の味付けは、ちょっと塩が強い感じ。
このお店は、牧之原台地から金谷に下る坂道の途中に建っているため、見晴らしがスゴクいい。
大井川上流部の雪を頂いた山並みから富士山、伊豆半島まで見渡すことができる。これほどの眺望を持つレストランはそうはないでしょう。夜は夜景がキレイらしいです。
さてさて、お待ちかねのパスタです。
こちらは相方が注文した、ピンクサーモンのホワイトソース。こりゃまた、かなりの量ですね〜。
イタリアンのレストランとしては珍しく、男性基準の量設定なのかもしれません。外回りの多いサラリーマンにとっては、スゴクありがたいお店です〜 ^^
こちらは、私が注文したシーフードのホワイトソース。
主な具材はホタテの貝柱と小エビ。
パスタも味は強めですが、なんせ量が多いので、しっかりした味付けにする必要があるのかもしれません。
大食漢の私的には、まったく問題がないというか、むしろOKですね ^^;
ランチを利用すると、ケーキが100円!!で注文できます。
相方はお腹が一杯になってしまい、ケーキはパス。
私はコレをお願いしました。名前はスミマセン、忘れました。ラム酒で風味付けしたクリーム(ナッツ、チョコ入り)をスポンジで包んであります。なかなか美味しかったです。
ルイジアナママさん、また近くにくる機会があったら、寄ってみたいですね〜。
気取ったとこがなく、でもファミレスほどくだけてもいない。ちょうど良い感じのカジュアルなレストランです。
窓の外を眺めながら、のんびり食後のコーヒーをいただく。午後に向けていい具合にリフレッシュできると思います。
ルイジアナママ金谷店
住所:島田市金谷1681-88
電話:0547-46-2263
時間:11:00〜22:00(ランチタイム11:00〜15:00)
定休:月一回不定休
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